口笛吹きと犬

1日の音楽

みなさんの学校には、長い休み時間が何回ありますか?

わたしの学校では、2時間目終了後の「中休み」と給食後の「昼休み」の2回です。

長い休み時間終了後の「教室に入る音楽」をもう1曲ご提案します。

今回は「行進」ではなく、「スキップ」しながら教室に帰る曲にします。

小さな子どもに合わせた選曲にします。

ほんの少し笑いの要素を入れます。

ということで、今回ご提案する曲は、こちら。

プライヤー作曲 「口笛吹きと犬

前回ご提案した「美中の美」とは、ちょっと雰囲気の違う曲です。

わたしのご紹介する演奏では、オーケストラ奏者がそろって犬の鳴き真似をしています。

プライヤーは19世紀末から20世紀初めにかけてアメリカで活躍したトロンボーン奏者、指揮者、作曲家です。トロンボーンは名手として知られ、「美中の美」の作曲者であるスーザの「スーザ吹奏楽団」で長年トップ奏者、ソロ奏者を務めました。

「口笛吹きと犬」は、数少ないプライヤーの作品の中でひときわ人気があります。1905年の作曲ですから、プライヤーが「スーザ吹奏楽団」を退団して、自分の楽団「プライヤー吹奏楽団」を結成した直後の作品です。希望に溢れた爽やかな曲です。

休み時間によって「教室に入る音楽」を変えるのはよいこととは思えません。

子どもたちが明るく次の時間を迎えられるように、素敵な選曲をしてあげたいところです。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

以上、ムジークでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました