小さな水車

1日の音楽

みなさんの学校に、「そうじの時間」はありますか?

コロナでしばらく中止されていた「そうじの時間」が復活したよ、という学校も多いでしょう。

「そうじの時間」にも音楽が欲しいなと考えてしまうのがこのムジーク。

さて、どんな曲にしましょうか。

リズムははっきり感じるけど、主張しすぎない方がよいでしょう。

リズムが速すぎるとせかされる感じになるので、中庸な曲がよいでしょう。

何より、明るく穏やかな曲がよいでしょう。

そんなことを考慮して提案するのはこちらの曲。

ヨゼフ・シュトラウス作曲 ポルカ「小さな水車」

あんまり大きな音にならず、音楽に気を取られずにそうじができるのではないでしょうか。

ヨゼフ・シュトラウスは、19世紀に活躍したオーストリアの作曲家です。「ワルツ王」として有名なヨハン・シュトラウス2世の弟として生まれました。工学技士として現代にも生きる実績を残しますが、兄に乞われてしぶしぶ音楽家となりました。

長らく「風車」として親しまれてきたこの曲ですが、最近は「小さな水車」と呼ばれることが多いようです。ヨゼフ・シュトラウスが30代のはじめの方に作曲した明るい雰囲気の曲です。ウッドブロックが粉をつく杵を表しているといわれます。

子どもたちにやる気をもって取り組んでもらえるよう、そうじの音楽にもこだわりたいですね。

さて、みなさんの学校では、そうじ時間は何分ありますか?

ムジークの学校では15分です。

当然、「小さな水車」だけではたりません。

他の曲もご提案していければと思っています。

以上、ムジークでした。

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